標準的な成長・発達をしている子どもが「ばい菌が体内に入ることで病気になる」と考えるようになるのは、ピアジェ, J.の認知…
午後 第60問
標準的な成長・発達をしている子どもが「ばい菌が体内に入ることで病気になる」と考えるようになるのは、ピアジェ, J.の認知的発達段階のどれか。
- (1)感覚運動期
- (2)前操作期
- (3)具体的操作期
- (4)形式的操作期
正答 (2)
正答は (2)。前操作期です。
ピアジェの前操作期(おおむね2〜7歳)の子どもは、物事を見た目や自分の体験から直感的にとらえ、病気の原因も「近くにいるとうつる」「ばい菌が入ったから」など、身近な分かりやすい原因と結びつけて考えます。体の仕組みや病気の過程までは理解できません。本問では、「ばい菌が体内に入ることで病気になる」という考え方を前操作期の特徴としています。
【ほかの選択肢】
(1) 感覚運動期 0〜2歳ころ。見る・触るなどの感覚と動作で世界を知る時期で、病気の原因を考えるまでには至らない 誤り
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(3) 具体的操作期 7〜11歳ころ。具体的な物事について論理的に考えられるようになる 誤り
(4) 形式的操作期 11歳ころ以降。抽象的・仮説的に考えられ、病気を体の器官の働きや複数の原因から理解できる 誤り
【補足】
病気の理解の発達を細かく分けた説明(Bibace と Walsh)では、病原体が体の中に入ることを理解する段階を具体的操作期のはじめに置くものもあり、教科書によって扱いが異なります。
出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問60(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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