強い着氷に遭遇した場合の注意事項で誤りはどれか。…
計器飛行一般 第19問
強い着氷に遭遇した場合の注意事項で誤りはどれか。
- (1)着氷はまず風防やエンジン空気取入口から始まるので、風防の状態によく気を付ける。
- (2)ピトー管や静圧孔への着氷によりIASがおかしくなってきたら、なるべく一定の飛行姿勢を維持し減速を行う。
- (3)非常に激しい着氷のおきる気層の厚さは200~500フィート程度が普通であるから、高度の変更が有効である。
- (4)強い着氷状態ではオートパイロットを使用せずに、操縦系統が凍結しないように常時動かしておく方がよい。
正答 (2)
正答は (2)。ピトー管や静圧孔の着氷で IAS が信用できないときは姿勢と出力を一定に保ち、着氷で失速速度が上がっているので減速はしないため、これが誤りです。
翼に氷が付くと揚力が減り抗力が増えて、失速速度が上がります。速度を落とすと失速に近づくので危険です。
【ほかの選択肢】
(1) 着氷は風防やエンジンの空気取入口から始まりやすく、風防の状態が目安になるので 正しい
(3) 激しい着氷の層は200〜500ft 程度が普通で、高度を変えるのが有効なので 正しい
(4) 強い着氷では自動操縦を使わず、操縦系統が凍りつかないよう動かしておくのがよいとされるので 正しい
【見分け方】
着氷では「減速しない」が基本です。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 計器飛行証明 計器飛行一般 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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