気圧が1000hPa、温度26℃、水蒸気の混合比12.4 g/kg の地表近くの空気塊の持ち上げ凝結高度と、その高度まで…

一般知識 一般知識 問2

気圧が1000hPa、温度26℃、水蒸気の混合比12.4 g/kg の地表近くの空気塊の持ち上げ凝結高度と、その高度まで持ち上げたときの空気塊の飽和水蒸気圧の組み合わせとして適切なものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。ただし、乾燥断熱減率は10℃/kmとし、温度と飽和水蒸気圧の関係、及び高度と気圧の関係は以下の表で与えられている。また、水蒸気の混合比は次の式で近似できるとする。

気象予報士 令和5年度第1回(第60回) 一般知識 問2の表
正答 ④
正答は ④。持ち上げ凝結高度は1000m、そのときの飽和水蒸気圧は18hPa です。 【考え方】 空気塊を持ち上げても、凝結するまでは水蒸気の混合比(12.4g/kg)は変わりません。凝結が始まる(飽和する)のは、その高さの気温での飽和水蒸気圧が、空気塊の水蒸気圧と等しくなったときです。 与えられた式から、混合比12.4g/kg の空気の水蒸気圧はe=12.4×p/620=p/50 となり、気圧 p とともに下がります。気温は乾燥断熱減率で 10℃/km ずつ下がります。 【高さごとの比較】
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800m:気温 26−8=18℃ → 飽和水蒸気圧21hPa、e=920/50=18.4hPa → 未飽和 1000m:気温 26−10=16℃ → 飽和水蒸気圧18hPa、e=900/50=18.0hPa → ちょうど飽和 1200m:気温 14℃ → 飽和水蒸気圧16hPa、e=880/50=17.6hPa → すでに過飽和 よって持ち上げ凝結高度は1000m、そのときの飽和水蒸気圧は18hPa です。 【ほかの選択肢】 ①② 800m ではまだ未飽和です。誤り ③ 1000m の気温16℃に対応する飽和水蒸気圧は18hPa で、20hPa ではありません。誤り ⑤ 1200m では飽和を通り越しています。誤り

出典:令和5年度第1回(第60回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する一般知識)問2(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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