気象庁が行っている全天日射や直達日射の観測について述べた次の文 (a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記…

専門知識 専門知識 問1

気象庁が行っている全天日射や直達日射の観測について述べた次の文 (a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。(a) 全天日射量は、太陽から直接地上に到達する日射を太陽光線に垂直な面で受けた単位面積あたりのエネルギー量である。(b) 直達日射量は、日の出前や日の入り後の薄明においてもわずかながら観測される。(c) 気象庁では、観測した直達日射量を用いて、日射が大気中を通過するときのエーロゾル等による日射の減衰を表す指標(大気混濁係数)を算出している。

正答 ④
正答は ④。(a) 誤・(b) 誤・(c) 正 の組み合わせです。 【記述ごとの正誤】 (a) 誤り。これは直達日射量の説明です。全天日射量は、水平な面が受ける日射の量で、太陽から直接届く日射(直達日射)と、空の全方向から届く散乱日射を合わせたものです。 (b) 誤り。日の出前や日の入り後の薄明では、太陽が地平線の下にあるので、太陽から直接届く直達日射はありません。薄明の明るさは散乱光によるもので、観測されるとすれば全天日射(散乱日射)の方です。 (c) 正しい。気象庁は直達日射量の観測から、エーロゾルや水蒸気などによる日射の減衰の度合いを表す大気混濁係数を求めています。 【ポイント】 直達日射:太陽光線に垂直な面で受ける、太陽から直接の日射。全天日射:水平面で受ける、直達+散乱の日射。

出典:令和5年度第2回(第61回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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