気象庁が行っている風向・風速の地上気象観測及び通報について述べた次の文 (a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいもの…
専門知識 専門知識 問1
気象庁が行っている風向・風速の地上気象観測及び通報について述べた次の文 (a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。(a) 気象官署における地上風の観測は風車型風向風速計を使い、0.1m/s単位で行われるが、地上実況気象通報式(SYNOP)では単位にノットを用い、その1の位まで通報する。(b) 10分間平均風速は、観測時刻を中心とした前後5分間の風速を平均した値である。(c) 0.1 m/s 単位で観測した10 分間平均風速が0.5 m/s 未満の場合を、「静穏」という。「静穏」の範囲は、気象庁風力階級の風力0 に相当する。(d) 風向を36方位で表す場合、北風は「00」、南風は「18」とする。
- ①(a): 正 (b): 正 (c): 誤 (d): 誤
- ②(a): 正 (b): 誤 (c): 正 (d): 誤
- ③(a): 正 (b): 誤 (c): 誤 (d): 誤
- ④(a): 誤 (b): 正 (c): 正 (d): 正
- ⑤(a): 誤 (b): 正 (c): 誤 (d): 正
正答 ③
正答は ③。(a) 正・(b) 誤・(c) 誤・(d) 誤 の組み合わせです。
【記述ごとの正誤】
(a) 正しい。気象官署の地上の風は風車型風向風速計で観測し、風速は0.1m/s単位で求めています。一方、国際的に交換する地上実況気象通報式(SYNOP)では、日本は風速の単位にノットを用い、1ノット単位で通報しています。
(b) 誤り。10分間平均風速は、観測時刻の「前」10分間の風速を平均した値です。観測時刻を中心とした前後5分間ではありません。
(c) 誤り。「静穏」は、10分間平均風速が0.2m/s以下の場合をいいます(0.1m/s単位の観測で0.0〜0.2m/s)。0.5m/s未満ではありません。気象庁風力階級の風力0は0.3m/s未満なので、静穏はその中に含まれる範囲です。
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(d) 誤り。36方位では、北風を「36」、東風を「09」、南風を「18」、西風を「27」で表します。「00」は静穏のときに使います。北風を00とした点が誤りです。
【覚え方】
平均風速は「前10分」、最大瞬間風速は「3秒平均の最大」、静穏は「0.2m/s以下」で「00」。北風は「36」です。
出典:令和6年度第1回(第62回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ
最終更新日
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