気象庁が地上気象観測において定義している大気現象について述べた次の文 (a)〜(d)の下線部の正誤の組み合わせとして正し…

専門知識 専門知識 問1

気象庁が地上気象観測において定義している大気現象について述べた次の文 (a)〜(d)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。(a) 霧やもやは、微小な水滴や湿った微粒子が大気中に浮遊する現象で、水平視程が1km未満の場合が霧、1km以上10km未満の場合がもやである。(b) 地ふぶきは、雪が降ると同時に、積もった雪が地上高く吹き上げられる現象である。(c) 過冷却の雨滴が降ってきて地面や地物に当たるとすぐに凍るものを凍雨という。(d) 地中に含まれる水分が氷の結晶となって地面に析出したものを、霜という。

正答 ③
正答は ③。(a) 正・(b) 誤・(c) 誤・(d) 誤 の組み合わせです。 【下線部ごとの正誤】 (a) 正しい。霧ともやは、どちらもごく小さな水滴や湿った微粒子が大気中に浮かんでいる現象で、水平視程で区別します。視程1km未満が霧、1km以上10km未満がもやです。 (b) 誤り。地ふぶきは、積もった雪が風で地上高く吹き上げられる現象で、雪は降っていません。雪が降ると同時に積もった雪が吹き上げられる現象は「ふぶき」です。 (c) 誤り。過冷却の雨滴が降ってきて、地面や地物に当たるとすぐに凍るものは「着氷性の雨」で、凍ってできた氷は雨氷と呼ばれます。凍雨は、雨滴が落ちてくる途中で凍って、透明または半透明の氷の粒として降るものです。
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(d) 誤り。地中の水分が凍って、柱状の氷の結晶として地面に析出したものは「霜柱」です。霜は、空気中の水蒸気が、冷えた地面や地物の表面に昇華して付いた氷の結晶です。 【ポイント】 「ふぶき/地ふぶき」は降雪の有無、「凍雨/着氷性の雨」は凍るのが落ちる途中か当たった後か、「霜/霜柱」は水分が空気中から来るか地中から来るか、で区別します。

出典:令和6年度第2回(第63回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する専門知識)問1(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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