海陸風について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。…

一般知識 一般知識 問10

海陸風について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1 つ選べ。(a) 海風が吹いているときは、地表付近の気圧は海上よりも陸上のほうが低い。(b) 海風は海岸線から100 km も内陸に到達することがある。(c) 海風が吹いているとき、その上空には陸から海に向かって、海風よりも層が薄く、風速の小さな反流が存在する。

正答 ②
正答は ②。(a) 正・(b) 正・(c) 誤 の組み合わせです。 【記述ごとの正誤】 (a) 正しい。日中は陸の方が海より暖まりやすいので、陸上の空気が暖まって膨張し、地表付近の気圧は海上より陸上の方が低くなります。この気圧差によって、地表付近では海から陸へ海風が吹きます。 (b) 正しい。海風の到達距離は数十km程度のことが多いのですが、平野が広い所では、日中の間に海風前線が内陸へ進み、海岸線から100km近く内陸まで達することもあります。関東平野では、海風が群馬県や栃木県の付近まで入り込むことが知られています。
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(c) 誤り。海風の上空には、陸から海へ向かう反流が吹いていますが、反流は海風より層が「厚く」、風速が「小さい」のが特徴です。下層の海風は厚さが数百m〜1km程度に集中して吹き、反流はその上の厚い層にわたって弱く吹きます。層が薄いとした点が誤りです。 【ポイント】 海陸風は、海と陸の暖まり方の違いによる熱的な循環です。下層の海風は「薄くて強い」、上空の反流は「厚くて弱い」と覚えておきましょう。

出典:令和7年度第2回(第65回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する一般知識)問10(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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