ヒューマンファクターに関する記述について誤りはどれか。…
空中航法 第20問
ヒューマンファクターに関する記述について誤りはどれか。
- (1)ヒューマンファクターは、人間の業務遂行能力を最適化し、ヒューマンエラーを減少させることを目的とした総合的な学術領域のことである。
- (2)ヒューマンファクターの概念モデルは、構成要素の頭文字をとってSHELモデルと呼ばれている。モデルの中心は人間であり、最も柔軟性のない要素であるが、最も安定している。
- (3)人間が複雑なシステムの中で機能するとき、その能力には自ずと限界があり、エラーを避けることができない。
- (4)SHELモデルの各ブロックのインターフェイス部分においてミスマッチが起こりうる。そのミスマッチは、ヒューマンエラーの要因になりうるとされている。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
SHEL モデルの中心にある人間(L:ライブウェア)は、最も柔軟性のある要素ですが、体調や気分、疲労などで能力が変わりやすく、最も不安定な要素でもあります。「最も柔軟性のない要素であるが、最も安定している」は逆です。
【ほかの選択肢】
(1) ヒューマンファクターは、人間の業務遂行能力を最適化し、ヒューマンエラーを減らすことを目的とした、さまざまな学問にまたがる領域です 正しい
(3) 人間の能力には限界があり、複雑なシステムの中ではエラーを完全になくすことはできません 正しい
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(4) SHEL モデルの各ブロックの接点(インターフェイス)でミスマッチが起こりえて、それがヒューマンエラーの要因になりうるとされています 正しい
【SHEL の要素と接点】
S ソフトウェア(手順書・規則・チェックリスト)
H ハードウェア(機器・計器・操縦装置)
E 環境(騒音・温度・照明など)
L ライブウェア(人間。中心の L と周りの L どうしの関係も含む)
エラーが起きることを前提に、防ぐ・早く気付く・影響を小さくする仕組みを考えます。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 航空通信士 空中航法 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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