山岳波に関する説明で誤りはどれか。…
航空気象 第14問
山岳波に関する説明で誤りはどれか。
- (1)山岳波は山頂高度付近に逆転層などの安定層があり、山脈に直角に近い風向で風速が強いときに発生する。
- (2)山脈によって強制的に上昇させられた空気塊は、ある程度上昇すると下降し、再び上昇する。これを繰り返すことにより、山脈風上側に上下振動する山岳波ができる。
- (3)大気が湿っていればロール雲あるいは大きい波状雲ができるので一見して山岳波の存在を知ることができる。
- (4)山岳地帯で風が強ければ雲の有無に関係なく山岳波にともなうタービュランスは存在する。タービュランスは圏界面の上まで存在することがある。
正答 (2)
正答は (2)。山岳波ができるのは山脈の風上側ではなく風下側です。
山を越えた空気は、安定層に押さえられて上下に振動しながら風下へ流れます。この波が山脈の風下側に何十kmにもわたって続くのが山岳波です。
【ほかの選択肢】
(1) 山頂付近の安定層と、山脈に直角に近い強い風が条件なので 正しい
(3) 湿っていればロール雲やレンズ雲ができ、存在が分かるので 正しい
(4) 雲が無くても乱気流は存在し、圏界面の上まで及ぶことがあるので 正しい
【覚え方】
山岳波は「風下側」。風下でのロール雲は強い乱気流の目印です。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 航空通信士 航空気象 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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