移動式クレーンの取扱いに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。…
移動式クレーンに関する知識 第9問
移動式クレーンの取扱いに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- (1)トラッククレーンは、荷をつって旋回する場合、一般に、後方領域が最も安定が良く、前方領域は、側方領域及び後方領域よりも安定が悪い。
- (2)箱形構造ジブの場合、ジブを伸ばすとフックブロックが巻下げの状態になるので、ワイヤロープが乱巻きにならないよう、ジブの伸ばしに合わせて巻上げを行う。
- (3)クローラクレーンは、側方領域に比べ前方領域及び後方領域の定格総荷重が小さい。
- (4)つり荷を下ろしたときに玉掛け用ワイヤロープが挟まり、手で抜けなくなった場合は、周囲に人がいないことを確認してから、移動式クレーンのフックの巻上げによって荷から引き抜く。
- (5)巻上げ操作による荷の横引きを行うときは、周囲に人がいないことを確認してから行う。
正答 (1)
正答は (1)。これが適切です。
トラッククレーンは、荷をつって旋回する場合、一般に、後方領域が最も安定が良く、前方領域は側方領域及び後方領域よりも安定が悪くなります。
【ほかの選択肢の誤り】
(2) 箱形構造ジブでジブを伸ばすと、フックブロックは巻上げの
状態になる。だから、ジブの伸ばしに合わせて巻下げを行う
(3) クローラクレーンは、前方領域及び後方領域に比べ側方領域の
定格総荷重が小さい。前後と左右が逆
(4) 挟まった玉掛け用ワイヤロープを、フックの巻上げで引き抜いて
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はならない。荷が動いたり、ロープが切れて跳ねたりする
(5) 横引きは、人がいてもいなくても行ってはならない
【安定の良い順(トラッククレーン)】
後方領域 > 側方領域 > 前方領域
カウンタウエイトが旋回体の後部にあり、前にはキャリアの運転室があってアウトリガーを前へ出しにくいためです。
【クローラクレーンが側方に弱いわけ】
クローラは前後に長く、左右の間隔はそれより狭い
転倒支点までの距離が短い側が、いちばん不利になります。ホイール式とは弱い向きが違うので、並べて覚えます。
【ジブを伸ばすと巻上げになるわけ】
ジブが長くなると、ドラムからジブ先端までの道のりが増える
ロープは引かれ、フックは上がっていきます。そのままだと巻過になるので、伸ばしながら巻き下げます。
【横引きが危ないわけ】
ジブに横向きの力がかかり、折れる
荷が急に外れて、振り子のように振れる
玉掛け用ワイヤロープが挟まったときも同じです。クレーンで引き抜こうとせず、荷をずらして取り出します。
出典:移動式クレーン運転士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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