移動式クレーンを用いて作業を行うときの、移動式クレーンの運転についての合図に関する次のAからDの記述について、その記述内…
関係法令 第26問
移動式クレーンを用いて作業を行うときの、移動式クレーンの運転についての合図に関する次のAからDの記述について、その記述内容が法令に定める内容と一致するもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。A 事業者は、移動式クレーンの運転について一定の合図(以下、本問において「合図」という。)を定め、合図を行う者(以下、本問において「合図者」という。)を指名しなければならない。ただし、移動式クレーンの運転者に単独で作業を行わせるときは、この限りでない。B 合図者は、移動式クレーン運転士免許の資格を有する者、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者又は移動式クレーンの運転の業務に係る特別の教育を受講した者の中から指名しなければならない。C 合図者として指名を受けた者は、移動式クレーンを用いて行う作業に従事するときは、事業者が定めた合図を行わなければならない。D 移動式クレーンを用いて行う作業に従事する労働者は、当該合図者が行う合図に従わなければならない。
- (1)A,B
- (2)A,B,C,D
- (3)A,C,D
- (4)B,C
- (5)C,D
正答 (3)
正答は (3)。A,C,D が法令に定める内容と一致します。
【定められているもの】
A 事業者は一定の合図を定め、合図を行う者を指名する。
ただし、運転者に単独で作業を行わせるときは、この限りでない
C 指名を受けた者は、作業に従事するときは、定められた合図を
行わなければならない
D 作業に従事する労働者は、合図者が行う合図に従わなければ
ならない
【Bの誤り】
合図者に、免許や技能講習などの資格要件はない
条文には「指名しなければならない」とあるだけで、どの資格を持っている者から選べ、という定めはありません。
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【単独作業のときに合図が要らないわけ】
合図は、見えない・聞こえない相手に意思を伝えるためのもの
一人で運転し、自分で荷を見ているなら、合図する相手がいません。
【三つの義務が別々に書かれているわけ】
事業者 合図を定め、合図者を指名する
合図者 定められた合図を行う
労働者 合図に従う
誰に課された義務かを分けて読むと、Cとの違いが分かります。Cは合図者の義務、Dはそのほかの労働者の義務です。
【合図を「定める」意味】
現場ごとに違う合図をしていては、応援に来た者が分からない
手による合図、笛による合図など、あらかじめ決めて周知します。
【合図者を一人にするわけ】
複数の人が同時に合図すると、運転者が判断できない
指名するのは、責任の所在をはっきりさせるためでもあります。
出典:移動式クレーン運転士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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