移動式クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。…
関係法令 第28問
移動式クレーンの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)1年以内ごとに1回行う定期自主検査においては、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって行う荷重試験を実施しなければならない。
- (2)1か月以内ごとに1回行う定期自主検査においては、ブレーキの異常の有無について検査を行わなければならない。
- (3)作業開始前の点検においては、コントローラーの機能について点検を行わなければならない。
- (4)定期自主検査の結果は、記録し、これを3年間保存しなければならない。
- (5)定期自主検査又は作業開始前の点検を行い、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
1年以内ごとに1回行う定期自主検査の荷重試験は、つり上げ荷重ではなく、定格荷重に相当する荷重の荷をつって行います。
【ほかの選択肢】
(2) 1か月以内ごとに1回の定期自主検査では、ブレーキの異常の
有無について検査を行う 正しい
(3) 作業開始前の点検では、コントローラーの機能について点検を
行う 正しい
(4) 定期自主検査の結果は記録し、3年間保存する 正しい
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(5) 異常を認めたときは、直ちに補修する 正しい
【移動式クレーンの自主検査及び点検】
1年以内ごとに1回 荷重試験を含む(定格荷重に相当する荷重の
荷をつって、つり上げ、旋回、走行等の作動を定格速度により行う)
1か月以内ごとに1回 巻過防止装置その他の安全装置、過負荷警報
装置その他の警報装置、ブレーキ及びクラッチ、ワイヤロープ及びつりチェーン、フック等の異常の有無
作業開始前の点検 巻過防止装置、過負荷警報装置その他の警報装置、
ブレーキ、クラッチ及びコントローラーの機能
記録 年次・月次とも3年間保存する
【荷重試験が定格荷重であるわけ】
ふだん使う上限で、ちゃんと動くかどうかを見る
つり上げ荷重は、いちばん有利な条件でだけ成り立つ値です。作業半径によっては定格をこえてしまい、機械を傷めます。
【倍率をかけるのは検査のほう】
製造検査・使用検査・変更検査・使用再開検査 1.25倍・1.27倍
性能検査・年次の定期自主検査 定格荷重のまま
【作業開始前は「機能」を見る】
月次は「異常の有無」、作業開始前は「機能」
作業開始前は、実際に動かして効くかどうかを確かめます。
【「直ちに」と書かれているわけ】
異常があると分かっているものを、そのまま使わせない
出典:移動式クレーン運転士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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