移動式クレーンの油圧装置の保守に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…

原動機及び電気に関する知識 第17問

移動式クレーンの油圧装置の保守に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。 油圧ポンプの異音や発熱は、運転中でなければ分かりません。「ポンプを停止した状態での異音及び発熱の有無」を調べる、という点検はありえません。 油漏れの有無は止まっていても見られますが、異音と発熱は動かしているときの症状です。 【ほかの選択肢】 (1) フィルタは、一般に3か月に1回程度エレメントを洗浄し、   落ちなければ新品と交換する             正しい (2) エレメントの洗浄は、溶剤に長時間浸した後ブラシ洗いをして、   内側から外側へ圧縮空気で吹く            正しい
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(3) 配管内に空気が残ったまま全負荷運転すると、ポンプの焼付きの   原因となる                     正しい (5) 配管系統の接続部は緩みやすいので、圧油の漏れの有無を毎日   点検する                      正しい 【内側から外側へ吹くわけ】 油はふだん外側から内側へ流れる 汚れは外側の面に付くので、流れと逆に吹けば汚れが押し出されます。 【空気が残ったまま全負荷運転してはいけないわけ】 圧縮された空気が高温になり、油を焼く(ディーゼリング) 分解整備のあとは、無負荷運転で空気を抜いてから使います。 【接続部を毎日見るわけ】 ねじやフランジの緩みは、振動で日々進む 移動式クレーンは現場を走り回るので、振動も衝撃も受けます。 【運転中に見るもの、止めて見るもの】 運転中  異音、発熱、振動、圧力、動きの速さ 停止中  油漏れ、油量、油の色、ホースの傷、ねじの緩み どちらで分かることなのかを考えれば、(4)は読んだだけでおかしいと気づけます。

出典:移動式クレーン運転士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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