移動式クレーンの油圧装置に関する次の文中の[ ]内に入れるAからDまでの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)…
原動機及び電気に関する知識 第13問
移動式クレーンの油圧装置に関する次の文中の[ ]内に入れるAからDまでの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「移動式クレーンの油圧装置は、他の動力などによって油圧[A]を駆動し、これで[B]された作動油が方向切換弁などの油圧制御弁を経て、ジブの起伏、巻上げなどのクレーン作動を行うそれぞれの油圧シリンダ又は油圧[C]に流れ、油圧シリンダが伸縮又は油圧[C]が回転して各装置を駆動させる。油圧シリンダ又は油圧[C]を駆動させ[D]となった作動油は、油圧回路の配管を経て作動油タンクに戻る。」
- (1)A: ポンプ B: 減圧 C: モータ D: 低圧
- (2)A: ポンプ B: 加圧 C: モータ D: 高圧
- (3)A: ポンプ B: 加圧 C: モータ D: 低圧
- (4)A: モータ B: 加圧 C: ポンプ D: 低圧
- (5)A: モータ B: 減圧 C: ポンプ D: 高圧
正答 (3)
正答は (3)。A=ポンプ、B=加圧、C=モータ、D=低圧 です。
文はこうなります。
「移動式クレーンの油圧装置は、他の動力などによって油圧ポンプを駆動し、これで加圧された作動油が方向切換弁などの油圧制御弁を経て、ジブの起伏、巻上げなどのクレーン作動を行うそれぞれの油圧シリンダまたは油圧モータに流れ、油圧シリンダが伸縮または油圧モータが回転して各装置を駆動させる。油圧シリンダまたは油圧モータを駆動させ低圧となった作動油は、油圧回路の配管を経て作動油タンクに戻る。」
【油圧装置の流れ】
エンジン → 油圧ポンプ(加圧) → 制御弁 → シリンダ/モータ
解説の続きをみる続きを閉じる
→ 作動油タンク(低圧) → ポンプへ戻る
【ポンプとモータの違い】
ポンプ 機械の力を、油の圧力に変える
モータ 油の圧力を、回転の力に変える
向きが逆なだけで、構造はよく似ています。取り違えやすいので、「加圧する側がポンプ」と押さえます。
【戻ってくる油が低圧であるわけ】
仕事をしたぶん、圧力を使い果たしている
高い圧力のまま戻るなら、シリンダやモータは仕事をしていません。
【シリンダとモータの使い分け】
シリンダ 伸び縮みする動き(ジブの起伏・伸縮、アウトリガー)
モータ 回る動き(巻上げ、旋回、走行)
出典:移動式クレーン運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「原動機及び電気に関する知識」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第13問油で満たされた二つのシリンダが連絡している図の装置で、ピストンA(直径2㎝)に8Nの力を
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第11問ディーゼルエンジンに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第19問電気に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第17問移動式クレーンの油圧装置の保守に関するAからDまでの記述について、適切なもののみを全て挙
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第15問下図は、移動式クレーンのジブの伸縮回路に用いられる油圧制御弁の作動の一例を簡略的に表した
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第13問油で満たされた二つのシリンダが連絡している図の装置で、ピストンA(直径1㎝)に9Nの力を
スポンサーリンク

