移動式クレーンのジブが作業半径7mで3分間に2回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いもの…
移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第35問
移動式クレーンのジブが作業半径7mで3分間に2回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いものは(1)~(5)のうちどれか。
- (1)0.2m/s
- (2)0.5m/s
- (3)1.1m/s
- (4)1.7m/s
- (5)2.2m/s
正答 (2)
正答は (2)。0.5m/s です。
ジブの先端は、作業半径を半径とする円をえがきます。
【1回転で進む距離(円周)】
円周 = 半径 × 2 × π
= 7 × 2 × 3.14 = 43.96m
【2回転で進む距離】
43.96 × 2 = 87.92m
【かかる時間】
3分 = 180秒
【速さ】
87.92 ÷ 180 = 0.488m/s
いちばん近いのは 0.5m/s なので、正答は (2) です。
【単位をそろえる】
分のままで割ると、m/分になる
解説の続きをみる続きを閉じる
答えの単位が m/s なので、3分を180秒に直してから割ります。ここを忘れると 29.3 となり、けた違いになります。
【おおまかに見積もる】
半径7mの円周は、だいたい7の6倍で42mくらい
πを3と見れば 7×2×3 = 42。2回転で84m。180秒で割って0.47m/s。選択肢を選ぶには、これで十分です。
【実感としての速さ】
0.5m/s は、人がゆっくり歩くよりも遅い
ジブが長いほど先端は速く動くので、同じ旋回速度でも、長いジブでは先端の振れが大きくなります。
【旋回で気をつけること】
急に止めると、つり荷は外へ振り出される
先端の速さが分かれば、荷がどれだけ振れるかの見当がつきます。
出典:移動式クレーン運転士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」のほかの問題
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第36問物体に働く摩擦力に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第34問次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第32問図のような天びん棒で荷Wをワイヤロープでつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第39問図のように、直径1m、高さ2mのアルミニウム製の円柱を同じ長さの2本の玉掛け用ワイヤロー
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第37問移動式クレーンに使用される鉄鋼材料(以下、本問において「材料」という。)の強さ、応力、変
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第34問均質な材料でできた固体の物体(以下、本問において「物体」という。)の重心に関する記述とし
スポンサーリンク

