移動式クレーンのジブの組立ての作業時の事業者の講ずべき措置に関するAからEまでの記述について、法令上、正しいもののみを全…

関係法令 第27問

移動式クレーンのジブの組立ての作業時の事業者の講ずべき措置に関するAからEまでの記述について、法令上、正しいもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。ただし、本問における移動式クレーンは、つり上げ荷重20tのトラス(ラチス)構造ジブのクローラクレーンとし、ジブの組立て作業とは、基本ジブ(上部ジブと下部ジブ)の間に継ジブを挿入し、作業に必要な長さを選択する作業とする。A 作業を指揮する者(以下、本問において作業指揮者という。)に、作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮させること。B 作業を行う区域に関係労働者以外の労働者を立ち入らせるときは、作業指揮者に、当該立ち入らせる労働者の作業状況を監視させること。C 強風等の悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、当該作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に表示した上で当該労働者を従事させること。D 作業指揮者に、材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を取り除かせること。E 作業中、作業指揮者に、要求性能墜落制止用器具(改正前の法令条文上の旧名称「安全帯」)等及び保護帽の使用状況を監視させること。

正答 (2)
正答は (2)。A,D,E が正しい記述です。 移動式クレーンのジブの組立て・解体の作業では、事業者は次の措置を講じなければなりません。 【事業者が講ずべき措置】 一 作業の方法及び労働者の配置を決定し、作業を指揮すること 二 材料の欠点の有無並びに器具及び工具の機能を点検し、不良品を   取り除くこと 三 作業を行う区域に関係労働者以外の労働者が立ち入ることを禁止し、   かつ、その旨を見やすい箇所に表示すること 四 要求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視すること
解説の続きをみる続きを閉じる
Aは一、Dは二、Eは四にそのまま当たります。 【BとCの誤り】 B 関係労働者以外の労働者は、立ち入らせてはならない。   立ち入らせたうえで作業状況を監視させる、という扱いはない C 強風等の悪天候のため危険が予想されるときは、作業を中止   する。表示をしたうえで従事させることはできない 【「立入禁止」と「作業中止」】 関係労働者以外の立入り 禁止して、その旨を表示する 悪天候         作業そのものを中止する どちらも「条件を付ければやってよい」ものではありません。 【悪天候の目安】 強風  10分間の平均風速が毎秒10m以上 大雨  1回の降雨量が50mm以上 大雪  1回の降雪量が25cm以上 中震以上の地震 震度4以上 【作業指揮者を選ぶ理由】 ジブの組立ては、複数の人が別々の場所で同時に動く 継ジブをつり込む人、ピンを差す人、クレーンを操作する人が、ばらばらに判断すると挟まれます。一人が全体を見て指揮します。 【材料の欠点を点検するわけ】 継ジブやピンに割れがあれば、組み上げてから壊れる 組み立てる前が、いちばん確かめやすいときです。

出典:移動式クレーン運転士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「関係法令」のほかの問題

  1. 2024年上半期(2024年10月公表) 第27問次のうち、法令上、移動式クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。
  2. 2025年上半期(2025年10月公表) 第25問移動式クレーンの使用に関する記述として、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
  3. 2025年下半期(2026年4月公表) 第23問移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)及び玉掛けの業務に関する記述として
  4. 2023年上半期(2023年10月公表) 第21問つり上げ荷重3t以上の移動式クレーン及び移動式クレーン検査証(以下、本問において「検査証
  5. 2023年上半期(2023年10月公表) 第29問つり上げ荷重20tの移動式クレーンの検査に関する記述として、法令上、誤っているものは次の
  6. 2023年下半期(2024年4月公表) 第27問次のうち、法令上、移動式クレーンの玉掛用具として使用禁止とされていないものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク