移動式クレーンの安全装置などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…

移動式クレーンに関する知識 第9問

移動式クレーンの安全装置などに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 ジブ起伏停止装置は、起伏をワイヤロープで行う移動式クレーンに設けられる装置です。ジブの起こし角が限界に達すると、起き上がったジブがリミットスイッチを押して作動を止めます。 箱形構造ジブは油圧シリンダで起伏させるので、シリンダのストロークで起こし角がおのずと決まります。この装置の出番がありません。 また、この装置の目的は「ジブ起伏シリンダが戻らなくなること」の防止ではなく、ジブの折損と後方への転倒の防止です。目的と、設けられるクレーンの種類と、取付け位置の3つがまとめて書き換えられています。
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(1)(2)(3)(5)はいずれも正しい記述です。 (3) この回の過負荷防止装置は「ジブの伏せ及び伸ばし」と正しく書かれています。「起こし」に書き換えられている回もあるので、ここは毎回確かめてください なお、この「箱形構造ジブ…ジブ起伏シリンダ下部に設けられ」という誤りの選択肢は、2024年下半期・2025年上半期・2025年下半期と3回続けて出題され、いずれも正答になっています。文面がまったく同じなので、見た瞬間に選べる問題です。 安全装置の要点(この論点はここだけ覚えれば足ります) 巻過防止装置 フックが上限まで巻き上がると自動的に止める 巻過警報装置 同じ状態で警報を鳴らす(止めはしない) 過負荷防止装置 定格荷重を超えそうなら警報、超えたら 「ジブの伏せ」「ジブの伸ばし」「巻上げ」を自動停止 ジブ起伏停止装置 ジブの起こし過ぎによる折損・後方への転倒を防ぐ。 起伏をワイヤロープで行う移動式クレーンに設けられ、起き上がったジブがリミットスイッチを押して止める 旋回警報装置 周囲の作業者に危険を知らせる。 スイッチは通常、旋回操作レバーに付いている 外れ止め装置 「フック」から玉掛け用ワイヤロープが外れるのを防ぐ 安全弁 油圧回路に異常に高い圧力が出るのを防ぐ(圧力の上がりすぎ) 逆止め弁 ホース破損などで油圧が急に下がったときに、 つり荷やジブの降下を防ぐ(圧力の下がりすぎ) ひっかけは、ほぼこの4つの型です。 1. 過負荷防止装置の「伏せ」を「起こし」に書き換える 2. 外れ止め装置の「フック」を「フックブロックのシーブ」に書き換える 3. 安全弁と逆止め弁の説明を入れ替える 4. ジブ起伏停止装置を「箱形構造ジブ」のものとして説明する 出典:移動式クレーンの安全装置に関する一般的な技術知識

出典:移動式クレーン運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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