回転中の金属プロペラにおける最も危険な損傷で次のうち正しいものはどれか。…
タービン発動機 第20問
回転中の金属プロペラにおける最も危険な損傷で次のうち正しいものはどれか。
- (1)ブレードのキャンバ面におけるスパン方向のクラック
- (2)ブレード先端部の打痕
- (3)ブレードのスラスト面におけるコード方向のクラック
- (4)ブレード前縁部の打痕
正答 (3)
正答は (3)。これが正しいものです。
回転中のブレードには、遠心力による大きな引張りの力がスパン方向(根元から先端の向き)にかかります。コード方向(翼弦の方向)のクラックは、この力と直角の向きに走るので、広がるとブレードが途中からちぎれて飛散するおそれがあり、最も危険な損傷とされます。
【ほかの選択肢】
(1) スパン方向のクラックも重大な損傷ですが、遠心力の向きと平行に走るので、コード方向のクラックほど危険とはされません 誤り
(2) 先端部の打痕は、限度内であれば整形して修理できる損傷です 誤り
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(4) 前縁部の打痕も、限度内であれば整形して修理できます。ただし、放置するとクラックの起点になります 誤り
【点検のポイント】
クラックは、どの向きのものでも、見つけたら限度の判定が必要です。打痕や傷は、応力集中によってクラックの起点になるので、決められた範囲で滑らかに整形します。
出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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