翼の空力中心に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

機体 第5問

翼の空力中心に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)迎え角が変化しても、空力中心まわりの空力モーメントはほぼ一定である。(B)最大キャンバの位置を前縁に近づけると移動が少なくなる。(C)翼に発生する揚力の中心点である。(D)風圧中心と常に一致する。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(A)の一つです。 (A)正しい。空力中心は、迎え角が変わってもその点まわりの空力モーメント(縦揺れモーメント)がほぼ一定に保たれる点です。亜音速では翼弦の前縁から約25%の位置にあります。(B)誤り。空力中心は、迎え角が変わってもほとんど動かない点として定義されるものです。迎え角によって位置が動くのは風圧中心で、「最大キャンバの位置を変えると移動が少なくなる」という説明は空力中心には当たりません。(C)誤り。翼に生じる空気力(揚力)の合力が作用する点は、風圧中心(圧力中心)です。(D)誤り。風圧中心は迎え角によって前後に動くので、空力中心と常に一致するわけではありません。
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【空力中心と風圧中心】 空力中心 迎え角が変わってもモーメントがほぼ一定の点。位置はほぼ動かない 風圧中心 空気力の合力の作用点。迎え角によって動く(キャンバのある翼では、迎え角が大きくなると前に移る) 対称翼では空力中心まわりのモーメントが0になり、風圧中心は空力中心とほぼ同じ位置にとどまります。

出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問5(国土交通省 公表)出典元ページ

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