以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.2 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い…
ピストン発動機 第19問
以下の条件での巡航時のプロペラについて、半径 1.2 m における羽根断面の有効ピッチと幾何ピッチの値で次のうち最も近い値を選べ。・半径 1.2 m でのプロペラ羽根の迎え角:15°・半径 1.2 m での羽根角:45°・円周率:3.14
- (1)有効ピッチ: 3.63 m 幾何ピッチ: 6.28 m
- (2)有効ピッチ: 2.01 m 幾何ピッチ: 7.54 m
- (3)有効ピッチ: 4.36 m 幾何ピッチ: 7.54 m
- (4)有効ピッチ: 5.44 m 幾何ピッチ: 9.42 m
- (5)有効ピッチ: 6.49 m 幾何ピッチ: 9.82 m
正答 (3)
正答は (3)。これに最も近い値です。
幾何ピッチは羽根角 β から、有効ピッチは前進角 φ から求めます。前進角は、羽根角から迎え角 α を引いた角です。
幾何ピッチ=2π×r×tanβ
有効ピッチ=2π×r×tanφ (φ=β-α)
【計算】
2π×r=2×3.14×1.2 m=7.536 m
幾何ピッチ=7.536×tan45°=7.536×1=7.536 m≒7.54 m
前進角 φ=45°-15°=30°
有効ピッチ=7.536×tan30°=7.536×0.577≒4.35 m
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組み合わせが最も近いのは「4.36 m:7.54 m」です。
【ほかの選択肢】
(1) 3.63 m:6.28 m どちらの値も計算と合いません 誤り
(2) 2.01 m:7.54 m 幾何ピッチは合いますが、有効ピッチが合いません 誤り
(4) 5.44 m:9.42 m どちらの値も計算と合いません 誤り
(5) 6.49 m:9.82 m どちらの値も計算と合いません 誤り
【ポイント】
幾何ピッチと有効ピッチの差(7.54-4.35≒3.19 m)を「すべり」といいます。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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