作動油に要求される性質で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
機体 第17問
作動油に要求される性質で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)実用的に非圧縮性であり、使用中泡立たないこと(B)腐食性が少なく、火災に対する安全性が高いこと(C)最小の摩擦抵抗で配管を流れ、良好な潤滑性があること(D)温度変化に対して粘性、流動性の変化が少なく、熱膨張係数が大きいこと
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(A)(B)(C)の三つです。
(A)正しい。作動油は力を伝える媒体なので、実用上圧縮されないこと、泡立たないこと(気泡は圧縮されて作動を不確実にする)が求められます。(B)正しい。系統の部品を腐食させないこと、引火点が高く燃えにくいことが求められます。(C)正しい。配管の中を小さな摩擦抵抗で流れること、ポンプや作動筒の摺動部を潤滑する性質があることが求められます。(D)誤り。温度による粘性・流動性の変化が少ないことは正しいのですが、熱膨張係数は「小さい」ことが求められます。熱膨張が大きいと、温度の変化で系統内の圧力や油量が大きく変わってしまいます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【作動油に求められる性質のまとめ】
非圧縮性・泡立たない
粘度の温度変化が小さい、低温でも流動性がある
熱膨張係数が小さい
引火点・発火点が高い
腐食性が少ない、化学的に安定している
潤滑性がよい
作動油は種類(鉱物油系・リン酸エステル系など)ごとにシールの材質が決まっているので、混ぜて使ってはいけません。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「機体」のほかの問題
- 令和元年7月期 第18問操縦系統に使用されているベルクランクの目的について次のうち正しいものはどれか。
- 令和2年7月期 第4問風圧中心の移動を少なくする方法で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(
- 令和3年3月期 第4問主翼のアスペクト比に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(
- 令和3年11月期 第6問飛行機の安定性に関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- 令和4年7月期 第7問アドバース・ヨーの対策で次のうち誤っているものはどれか。
- 令和5年7月期 第16問ケーブル操縦系統の説明で次のうち誤っているものはどれか。
スポンサーリンク

