シリンダ・ヘッド・テンプが高い場合に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ…

ピストン発動機 第12問

シリンダ・ヘッド・テンプが高い場合に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)バルブ・ステムとロッカ・アームの潤滑不足を起こしやすくなる。(B)シリンダとピストン間の油膜切れを起こしやすくなる。(C)混合気がプリイグニッションやデトネーションを起こしやすくなる。(D)混合気が薄まり出力が低下する。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(A)(B)(C)の三つです。 (A)正しい。シリンダ・ヘッドが高温になると、ヘッドにあるバルブ・ステムやロッカ・アームの周りの滑油が劣化したり薄くなったりして、潤滑不足を起こしやすくなります。(B)正しい。シリンダの温度が高いと、シリンダ壁の油膜が薄くなり、シリンダとピストンの間で油膜切れを起こしやすくなります。(C)正しい。燃焼室が高温になると、混合気が点火前に燃え出すプリイグニッションや、異常燃焼のデトネーションが起こりやすくなります。(D)誤り。シリンダの温度が高いと、吸い込む混合気の温度が上がって密度が下がり、充てんされる混合気の量が減るので出力は下がります。しかし、これは混合気が「薄まる」(混合比が変わる)ためではありません。
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【シリンダ・ヘッド温度が高くなる原因の例】 混合比が薄すぎる 長時間の高出力の上昇 カウル・フラップの開きが足りない、バッフルの不良 点火時期の狂い

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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