疲労破壊防止のための留意点で次のうち誤っているものはどれか。…
機体 第15問
疲労破壊防止のための留意点で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)疲れ強さの強い特性を持つ材料を選択する。
- (2)応力集中を避けるために断面が急激に変化しないようにする。
- (3)強度を増すためリベット結合をより多くする。
- (4)亀裂の伝播を局部制限するために構造をダブル構造にする。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
リベット結合を増やすと、それだけ穴が増えます。穴の縁には応力集中が起こるので、疲労き裂の起点が増えることになります。強度を増すつもりでむやみにリベットを増やすことは、疲労破壊の防止の考え方とは合いません。
【ほかの選択肢】
(1) 疲れ強さ(疲労強度)の大きい材料を選ぶのは基本の対策です 正しい
(2) 断面の急な変化は応力集中を生むので、なめらかに変化させます。角の部分に丸み(フィレット)を付けるのもそのためです 正しい
(4) 構造を二重にしたり、荷重の経路を複数にしたりすると、一方にき裂が生じても、き裂の伝わりが局部で止まり、残りの部材で荷重を支えられます(フェール・セーフ構造) 正しい
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【疲労破壊の防止の要点】
応力集中を避ける(穴・切り欠き・急な断面変化を減らす)
表面を滑らかにする(きず・腐食はき裂の起点)
き裂が見つかる前に壊れないよう、検査と構造の冗長性で備える
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(滑空機) 機体 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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