Daniels らの徒手筋力テストで股関節外転の段階3 の測定をする際、図のような代償がみられた。代償動作を生じさせてい…

午前 第1問

Daniels らの徒手筋力テストで股関節外転の段階3 の測定をする際、図のような代償がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。2 つ選べ。

理学療法士 2023年(令和5年) 第1問の図
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。大腰筋と腸骨筋、つまり腸腰筋です。 図では、側臥位で股関節を外転させようとしたときに、骨盤が後方へ回り(矢印)、下肢が前方へ出て股関節が屈曲しています。外転の力が足りないと、股関節屈筋で脚を持ち上げ、屈曲を混ぜて外転したように見せる代償が起こります。股関節の主な屈筋は腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)なので、この2つが代償を起こしている筋です。 【ほかの選択肢】 (2) 中間広筋は膝関節の伸筋で、股関節は動かさない 誤り (4) 半腱様筋は股関節の伸展に働き、屈曲の代償にならない 誤り
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(5) 半膜様筋も同じく股関節伸展・膝屈曲の筋 誤り 【股関節外転の代償の見分け方】 脚が前へ出て股関節が屈曲する → 股関節屈筋(腸腰筋など) 骨盤を引き上げる(側屈)   → 腰方形筋など 股関節が外旋して膝が上を向く → 屈筋・外旋筋による代償 検査では骨盤を固定し、股関節をわずかに伸展位に保って外転させることで、この代償を防ぎます。

出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問1(厚生労働省 公表)出典元ページ

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