静的立位で下腿義足の足部外側が床から浮き上がった。原因はどれか。…
午前 第34問
静的立位で下腿義足の足部外側が床から浮き上がった。原因はどれか。
- (1)後方バンパーが硬すぎる。
- (2)初期屈曲角が大きすぎる。
- (3)初期内転角が大きすぎる。
- (4)足部のトウブレークの位置が近位すぎる。
- (5)足部に対しソケットが後方に位置しすぎている。
正答 (3)
正答は (3)。初期内転角が大きすぎることが原因です。
下腿義足のソケットは、断端の向きに合わせて前額面でわずかに内転させて取り付けます(初期内転角)。この角度が大きすぎると、断端をまっすぐ立てたときに義足全体が傾き、足部が内がえしの向きになって足底の外側が床から浮きます。逆に内転が足りない(外転位になる)と足底の内側が浮きます。
【ほかの選択肢】
(1) 後方バンパー(踵部)が硬すぎると、踵接地の後に膝が急に曲げられる。矢状面の問題で、外側は浮かない 誤り
(2) 初期屈曲角が大きすぎると膝が前に出て、膝折れしやすくなる。矢状面の問題 誤り
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(4) トウブレークが近位すぎると、立脚の後半に早く膝が曲がる(ドロップオフ)。矢状面の問題 誤り
(5) ソケットが足部より後方にあると、膝が伸展(反張)方向へ押される。矢状面の問題 誤り
【見分け方】
足部の内側・外側が浮く = 前額面の問題 = 内転・外転の角度、または足部の内外側への位置のずれ。前後の傾きや膝折れは矢状面の問題です。
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問34(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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