75 歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の…

午後 第14問

75 歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。徒手的な胸郭可動域の拡大運動が最も適切です。 間質性肺疾患では肺が硬くなり、膨らみにくくなります。安静時から頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋が強く働き、吸気時に胸骨上切痕や鎖骨上窩がへこむのは、吸気の努力が大きい状態です。胸郭の柔軟性を保ち、呼吸補助筋の緊張をほぐすことで、呼吸の仕事量を減らし、楽に呼吸できるようにします。 【ほかの選択肢】 (1) 気道の吸引 痰が多いという情報はなく、必要性がない 誤り (2) 上肢の筋力増強運動 安静時でも呼吸が苦しい状態で、酸素需要を増やす運動は優先されない 誤り
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(3) 腹部引き込み動作の練習 この状態で優先する介入ではない 誤り (5) 負荷を加えた吸気筋トレーニング すでに吸気筋は限界近くまで働いており、さらに負荷を加えると疲労を招く 誤り 【見分け方】 呼吸補助筋の活動の亢進や陥没呼吸は「吸気の負担が大きい」 サインです。負担を増やす介入ではなく、減らす介入を選びます。

出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ

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