25 歳の女性。1 か月ほど前から熱いラーメンを吹いて冷ましていると右の手足に力が入らなくなる症状が数分続くことがあった…

午後 第15問

25 歳の女性。1 か月ほど前から熱いラーメンを吹いて冷ましていると右の手足に力が入らなくなる症状が数分続くことがあったが、その後回復したため様子を見ていた。数日前にも同様の症状があり、心配になり病院を受診した。既往歴に特記すべきことはない。脳血管造影検査の正面像および側面像(別冊No. 2)を別に示す。この患者で疑う疾患はどれか。

理学療法士 2025年(令和7年) 第15問の図
正答 (3)
正答は (3)。もやもや病を疑います。 【画像の見方】 内頸動脈の造影で、内頸動脈の終わりの部分(頭蓋内での分岐部の周り)が細くなり、その周囲の脳底部に、細かい血管が網の目のように多数写っています。この異常な側副血行路の網が、たばこの煙のように「もやもや」して見えることが名前の由来です。 もやもや病は、両側の内頸動脈の終末部が徐々に狭くなる原因不明の病気で、小児と30〜40歳代に発症のピークがあります。熱い物を吹いて冷ます、笛を吹く、激しく泣くといった過呼吸で血中のCO₂ が下がると脳の血管が収縮し、手足の脱力などの一過性脳虚血発作が起こるのが特徴です。
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【ほかの選択肢】 (1) 脳炎 発熱、意識障害、けいれんなどで発症する 誤り (2) 脳腫瘍 徐々に進む症状が多く、造影で腫瘍の血管の塊などがみられる 誤り (4) 硬膜動静脈瘻 硬膜の動脈と静脈が異常につながる病気で、耳鳴りなどがみられる 誤り (5) アテローム性脳梗塞 中高年で動脈硬化の危険因子のある人に多い。既往歴のない25歳では考えにくい 誤り

出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問15(厚生労働省 公表)出典元ページ

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