運動学習で正しいのはどれか。…
午後 第74問
運動学習で正しいのはどれか。
- (1)運動学習の過程には小脳が関与する。
- (2)運動学習の初期段階で手続き記憶が得られる。
- (3)覚醒レベルとパフォーマンス向上は比例関係である。
- (4)課題に習熟するとフィードバック制御で運動が行われる。
- (5)練習量と達成度の関係を示す学習曲線は逆U 字型である。
正答 (1)
正答は (1)。運動学習の過程には小脳が関与します。
小脳は、意図した運動と実際の運動のずれ(誤差)を検出し、次の運動を修正する働きをもちます。この誤差にもとづく学習によって、動きが少しずつ正確で滑らかになります。大脳基底核や大脳皮質も運動学習に関わります。
【ほかの選択肢】
(2) 初期段階で手続き記憶が得られる 初期は、やり方を頭で考えながら行う段階(認知段階)。練習を重ねた後の段階で、意識しなくてもできる手続き記憶になる 誤り
(3) 覚醒レベルとパフォーマンスは比例 覚醒が低すぎても高すぎても成績は落ち、中くらいで最も良くなる(逆U字の関係、Yerkes-Dodson の法則) 誤り
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(4) 習熟するとフィードバック制御 習熟すると、感覚の情報を待たずに予測して動くフィードフォワード制御が主になる 誤り
(5) 学習曲線は逆U字型 練習とともに成績が上がり、やがて伸びが小さくなる形(負の加速曲線やS字状)で、逆U字ではない 誤り
【Fitts と Posner の3段階】
認知段階 → 連合段階 → 自動化段階
出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問74(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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