次の記述は、円形の開口面アンテナの利得とビームの電力半値幅について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組…
無線工学B 無線工学B A-3
次の記述は、円形の開口面アンテナの利得とビームの電力半値幅について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、開口面の直径は波長に比べて大きく、波長及び開口効率は一定であり、アンテナの損失はなく、開口面上の電磁界分布は一様であるものとする。(1) 利得は、開口面の直径が小さいほど[A]なる。(2) ビームの電力半値幅は、電界強度が最大放射方向の値の[B]になる二つの方向にはさまれる角度の幅であり、開口面の直径が大きいほど小さくなる。(3) 利得は、ビームの電力半値幅が大きいほど[C]なる。
- (1)A: 大きく B: 1⁄√2 C: 小さく
- (2)A: 大きく B: 1⁄ 2 C: 大きく
- (3)A: 大きく B: 1⁄√2 C: 大きく
- (4)A: 小さく B: 1⁄√2 C: 小さく
- (5)A: 小さく B: 1⁄ 2 C: 大きく
正答 (4)
正答は (4)。開口面アンテナの利得は直径の2乗に比例するので直径が小さいほど小さく、半値幅が大きいほど利得は小さくなります。
利得は G=η(πD/λ)² で、直径 D が小さいほど小さくなります。電力半値幅は、電力が最大の1/2(電界強度では 1/√2)になる2つの方向にはさまれる角度で、ほぼ λ/D に比例し、直径が大きいほど狭くなります。ビームが広いほど電力が広い範囲に散らばるので、利得は小さくなります。
【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) 直径が小さいほど、利得は大きくではなく小さくなります 誤り
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(2) (5) 電界強度で表すと 1/2 ではなく 1/√2 です 誤り
(2) (3) (5) 半値幅が大きいほど、利得は小さくなります 誤り
【覚え方】
電力で1/2=電界で1/√2=-3 dB。
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-3(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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