次の記述は、自由空間内におけるアンテナの放射電界強度の計算式の誘導について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を…
無線工学B 無線工学B B-4 ウ
次の記述は、自由空間内におけるアンテナの放射電界強度の計算式の誘導について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナ等の損失はないものとする。(1) 等方性アンテナの放射電力を 𝑃0〔W〕、アンテナから距離d〔m〕離れた点における電界強度を 𝐸0〔V/m〕とすると、この点の[ア]𝑊 は、次式で表される。𝑊=𝑃0/(4π𝑑²) =[イ]〔W/m²〕上式から、 𝐸0 は、次式で表される。𝐸0 =[ウ]〔V/m〕(2) 等方性アンテナ及び任意のアンテナに、それぞれ電力 𝑃0〔W〕及び 𝑃〔W〕を入力したとき、両アンテナから十分離れた同一地点における両電波の電界強度が等しければ、任意のアンテナの絶対利得 𝐺(真数)は、次式で与えられる。𝐺=[エ](3) したがって、絶対利得 𝐺 の任意のアンテナに電力 𝑃〔W〕を入力したとき、このアンテナから距離 𝑑〔m〕離れた点における電界強度 𝐸〔V/m〕は、次式で表される。𝐸= ([オ])/𝑑 〔V/m〕[ウ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)有効電力
- (2)√(30𝑃0)/𝑑
- (3)𝐸0²/120π
- (4)√(30𝐺𝑃)
- (5)2√(30𝐺𝑃)
- (6)𝐸0²/60π
- (7)ポインチング電力
- (8)2√(30𝑃0)/𝑑
- (9)𝑃/𝑃0
- (10)𝑃0/𝑃
正答 (2)
正答は (2)。P0/(4πd²)=E0²/(120π)を解くと E0²=30P0/d² なので、E0=√(30P0)/d です。
E0²=120π×P0/(4πd²)=30P0/d²
E0=√(30P0)/d〔V/m〕
これが等方性アンテナの電界強度の基本の式です。
【紛らわしい語】
(8) 2√(30P0)/d 係数2が付いていて、計算と合いません
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B B-4 ウ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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