次の記述は、中空の導波管がマイクロ波の伝送に用いられる理由について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下の番号…

無線工学B 無線工学B B-2 ア

次の記述は、中空の導波管がマイクロ波の伝送に用いられる理由について述べたものである。[  ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の[  ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 同軸給電線をマイクロ波の給電線に用いると[ア]効果により、オーム損が増える。また、同軸給電線は、心線の保持に用いられる[イ]材料による[イ]損が増加するが、導波管は、オーム損が少なく、原理的に[イ]損がない。(2) 電磁波が導波管内を伝搬するとき、内壁の表面に電流が流れる。この電流によるオーム損を少なくするため、内壁は導電率の[ウ]銀、金などでメッキされる。(3) 内部が中空であるため、原理的に[イ]損はないが、雨水などが内部に入ると[イ]損が生じる。この損失を少なくするため、[エ]を強制的に注入するなどの方法が採られる。(4) また、導波管は、外部への漏れ放射が少なく、一般に同軸給電線で生じることのある[オ]が生じにくく、マイクロ波の大電力の伝送に適している。[ア]に入れるべき字句はどれか。

正答 (6)
正答は (6)。周波数が高いと電流が導体の表面に集まる表皮効果で、同軸給電線の導体の抵抗が増え、オーム損が増えます。 マイクロ波では、電流が導体の表面のごく薄い層にしか流れないので、電流の通る断面積が小さくなったのと同じになり、抵抗が増えます。同軸給電線の内部導体は細いので、この影響が大きくなります。導波管は広い内壁に電流が流れるので、オーム損が少なくて済みます。 【紛らわしい語】 (1) ゼーベック効果 温度差で起電力が生じる現象(熱電対)で、オーム損とは関係ありません (5) ピンチ効果 電流が自分の磁界で締め付けられる現象で、ここには当てはまりません

出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B B-2 ア(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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