次の記述は、図に示すマジックT を用いて未知のインピーダンスを測定する方法について述べたものである。[ ]内に入れるべ…
無線工学B 無線工学B A-20
次の記述は、図に示すマジックT を用いて未知のインピーダンスを測定する方法について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、測定器相互間の整合はとれているものとし、接続部からの反射は無視できるものとする。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 未知のインピーダンスを測定するには、開口1 に標準可変インピーダンス、開口2 に被測定インピーダンスを接続し、開口3 に[A]、開口4 に[B]を接続する。(2) 標準可変インピーダンスを加減して[B]への出力が[C]になるようにする。このときの標準可変インピーダンスの値が被測定インピーダンスの値である。
- (1)A: 抵抗減衰器 B: 終端抵抗 C: 零
- (2)A: 抵抗減衰器 B: 検出器(検波器) C: 零
- (3)A: 抵抗減衰器 B: 終端抵抗 C: 最大
- (4)A: 高周波発振器 B: 検出器(検波器) C: 零
- (5)A: 高周波発振器 B: 終端抵抗 C: 最大
正答 (4)
正答は (4)。開口3に高周波発振器、開口4に検出器をつなぎ、検出器の出力が零になるよう標準可変インピーダンスを加減します。
開口3(H分岐)から入れたマイクロ波は、開口1と2へ同じ位相で等分されます。開口1・2からの反射波は、その差の分だけ開口4(E分岐)へ出てきます。
標準可変インピーダンスと被測定インピーダンスが等しければ、両方の反射波が等しく打ち消し合い、開口4の出力は零になります。このときの標準可変インピーダンスの値が求める値です。
【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) 開口3には信号源の高周波発振器をつなぎます。抵抗減衰器では信号が入りません 誤り
(1) (3) (5) 開口4に終端抵抗をつなぐと、出力を観測できません 誤り
(3) (5) 平衡したときの出力は最大ではなく零です 誤り
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学B A-20(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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