次の記述は、図に示すデジタル処理型中波AM(A3E)送信機に用いられている電力増幅器の基本回路構成例についてその動作原理…
無線工学A 無線工学A B-2 エ
次の記述は、図に示すデジタル処理型中波AM(A3E)送信機に用いられている電力増幅器の基本回路構成例についてその動作原理を述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、回路は無損失とし、負荷は純抵抗とする。また、負荷に加わる電圧波形は矩形波とし、その矩形波の実効値と最大値は等しいものとする。(1) 電力増幅器には、オン抵抗の[ア]MOS 型電界効果トランジスタ(MOSFET)を使用し、[イ]を向上させている。(2) FET1~FET4 は、搬送波を波形整形した矩形波の励振入力φ1 及びφ2 によって励振されて導通(ON)あるいは非導通(OFF)になる。FET1 及びFET4 がOFF で、かつFET2 及びFET3 がON のとき、負荷に流れる電流 I の向きは、[ウ]である。また、FET1 及びFET4 がON で、かつFET2 及びFET3 がOFF のとき、電流の向きはその逆になる。この動作を繰り返すと、負荷には周波数が励振入力の周波数と[エ]高周波電流が流れる。(3) 直流電源電圧E が100〔V〕、負荷のインピーダンスの大きさが20〔Ω〕のとき、負荷に供給される高周波電力は、[オ]〔W〕である。[エ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)小さい
- (2)電力効率
- (3)②
- (4)異なる
- (5)2,000
- (6)大きい
- (7)周波数特性
- (8)①
- (9)等しい
- (10)500
正答 (9)
正答は (9)。励振入力の1周期ごとに負荷の電流の向きが1往復するので、負荷の電流の周波数は励振入力の周波数と等しくなります。
φ1 と φ2 は搬送波を整形した矩形波で、互いに逆の位相です。φ1 で FET1・FET4、φ2 で FET2・FET3 が交互に ON になり、励振の1周期の間に負荷の電流は①と②の向きを1回ずつ流れます。したがって負荷に流れる高周波電流の周波数は、励振入力の周波数と等しくなります。
【紛らわしい語】
(4) 「異なる」とすると、搬送波の周波数で送信できなくなります
【見分け方】
スイッチの切り替えの速さ=出力の周波数と考えます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A B-2 エ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「無線工学A」のほかの問題
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-5次の記述は、デジタル信号の復調(検波)方式について述べたものである。[ ]内に入れるべ
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-10次の記述は、無停電電源装置用蓄電池の浮動充電方式について述べたものである。[ ]内に入
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-15図は、デジタル無線回線において被測定系の送信装置と受信装置が伝送路を介して離れている場合
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A A-20図は、衛星通信に用いる地球局の構成例を示したものである。[ ]内に入れるべき字句の正し
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-2 オ次の記述は、SSB(J3E)受信機の特徴について述べたものである。[ ]内に入れるべき
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学A B-4 オ次の記述は、図に示すCM 形電力計の原理について述べたものである。[ ]内に入れるべき
スポンサーリンク


