次の記述は、デジタル信号の復調(検波)方式について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号か…
無線工学A 無線工学A A-5
次の記述は、デジタル信号の復調(検波)方式について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) マルチパス等の伝搬影響が比較的小さい伝搬環境において、搬送波電力対雑音電力比(C/N)が同じとき、一般的には同期検波の符号誤り率は遅延検波に比べて[A]。(2) 遅延検波は、1 シンボル[B]の変調されている搬送波を基準信号として位相差を検出する方式である。(3) 同期検波は、受信信号から再生した[C]を基準信号として用いる。
- (1)A: 大きい B: 前 C: 搬送波
- (2)A: 大きい B: 後 C: 搬送波
- (3)A: 大きい B: 後 C: 包絡線
- (4)A: 小さい B: 前 C: 包絡線
- (5)A: 小さい B: 前 C: 搬送波
正答 (5)
正答は (5)。同期検波は再生した搬送波を基準にするので遅延検波より誤り率が小さく、遅延検波は1シンボル前の信号を基準にします。
同期検波は、受信信号から再生した搬送波(基準搬送波)と比べて位相を検出します。再生した搬送波は雑音の少ない基準になるので、C/Nが同じなら符号誤り率は遅延検波より小さくなります。遅延検波は、1シンボル前の変調されている搬送波を基準信号とし、位相差を検出します。基準も雑音を含むので、誤り率は大きくなりますが、搬送波の再生回路が要らず回路は簡単です。
【ほかの選択肢】
解説の続きをみる続きを閉じる
(1) (2) (3) A「大きい」は逆です
(2) (3) B「後」は誤りで、1シンボル前です
(3) (4) C「包絡線」は誤りで、搬送波です
【覚え方】
同期検波=基準は再生搬送波で誤りが少ない、遅延検波=基準は1つ前のシンボルで回路が簡単、です。
出典:2026年(令和8年)1月期 第二級陸上無線技術士 無線工学A A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「無線工学A」のほかの問題
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A B-2 オ次の記述は、図に示すデジタル処理型中波AM(A3E)送信機に用いられている電力増幅器の基
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A B-4 イ次の記述は、対地高度計として航空機に搭載されているFM-CW レーダーの原理について述べ
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A B-5 エ次の記述は、デジタル方式のオシロスコープの一般的な特徴について述べたものである。このうち
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-7次の記述は、図に示すBPSK 信号の復調回路の構成例について述べたものである。[ ]内
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A A-14衛星通信回線の総合の搬送波電力対雑音電力比の値(真数)を表す式として、正しいものを下の番
- 2026年(令和8年)7月期 無線工学A B-1 イ次の記述は、スーパヘテロダイン受信機において生じることがある混信妨害及びその対策について
スポンサーリンク

