脳波(別冊No. 4)を別に示す。所見はどれか。…
午後 第22問
脳波(別冊No. 4)を別に示す。所見はどれか。
- (1)三相波
- (2)多棘徐波複合
- (3)3 Hz 棘徐波複合
- (4)周期性同期性放電
- (5)ヒプスアリスミア
正答 (3)
正答は (3)。所見は3 Hz 棘徐波複合です。
【脳波の見方】
記録の初めの約1秒はふつうの背景の脳波ですが、その後、すべての誘導で左右同時に、とがった棘波と大きな徐波が組になった波が規則正しく繰り返されています。1秒あたりの数を数えると約3個で、これが10秒の記録の終わりまで続いています。下の表示に「HV」とあり、過呼吸賦活の最中に出た発作波です。
全般性で左右対称・同期した3 Hz の棘徐波複合は、欠神発作(小児欠神てんかん)の特徴的な所見です。発作中は意識が数秒〜十数秒とぎれ、動作が止まります。過呼吸で誘発されやすいことも特徴です。
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【ほかの選択肢】
(1) 三相波 鈍い三相性の波が前頭部優位に周期的に出るもので、肝性脳症などの代謝性脳症でみられます 誤り
(2) 多棘徐波複合 複数の棘波が続いてから徐波が来る形で、ミオクロニー発作(若年ミオクロニーてんかんなど)でみられます。この記録は棘波1個と徐波1個の組です 誤り
(4) 周期性同期性放電 鋭い波が約1秒ごとに周期的に出るもので、Creutzfeldt-Jakob 病などでみられます 誤り
(5) ヒプスアリスミア 高い振幅の不規則な徐波と棘波が無秩序に混ざる所見で、West 症候群(点頭てんかん)の乳児でみられます 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問22(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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