Papanicolaou 染色と比較したGiemsa 染色の特徴として正しいのはどれか。…
午後 第51問
Papanicolaou 染色と比較したGiemsa 染色の特徴として正しいのはどれか。
- (1)核小体が赤染する。
- (2)細胞が大きく見える。
- (3)細胞が剝がれやすい。
- (4)95%エタノールで固定する。
- (5)角化細胞を染め分けられる。
正答 (2)
正答は (2)。Giemsa 染色の特徴として正しいのはこれです。
Giemsa 染色は、標本を空気中ですぐに乾かして(乾燥固定)から、メタノールで固定して染めます。乾かすときに細胞がスライドガラスの上で平たく広がるので、湿ったままアルコールで固定する Papanicolaou染色(湿固定)より、細胞も核も大きく見えます。
【ほかの選択肢】
(1) 核小体が赤染する 核小体が赤く染まるのは Papanicolaou 染色の特徴です。Giemsa 染色では核も核小体も青紫系に染まり、核小体はわかりにくくなります 誤り
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(3) 細胞が剝がれやすい 乾燥させた細胞はスライドガラスによく付き、剝がれにくくなります 誤り
(4) 95%エタノールで固定する 95%エタノールでの湿固定は Papanicolaou 染色の方法です。Giemsa 染色は乾燥させてからメタノールで固定します 誤り
(5) 角化細胞を染め分けられる オレンジ G で角化した細胞を染め分けられるのは Papanicolaou 染色です。Giemsa 染色では角化の判定はむずかしくなります 誤り
【ポイント】
Giemsa 染色は、細胞質の顆粒や粘液、リンパ球系の細胞の観察に向いていて、Papanicolaou 染色と組み合わせて使います。
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問51(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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