不規則抗体同定検査で正しいのはどれか。…
午後 第82問
不規則抗体同定検査で正しいのはどれか。
- (1)赤血球試薬はAB 型赤血球を使用する。
- (2)生理食塩液法で可能性の高い抗体を推定する。
- (3)可能性の高い抗体の推定は量的効果を考慮する。
- (4)否定できない抗体は陽性反応を示した赤血球から推定する。
- (5)不規則抗体スクリーニングで陽性となった検査方法で実施する。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
不規則抗体の同定検査は、スクリーニングで陽性になったのと同じ検査方法(間接抗グロブリン試験、酵素法など)で、抗原の組合せがわかっている十数種類の O 型の赤血球(パネル赤血球)と反応させて行います。同じ方法でないと、スクリーニングで見つかった抗体が反応しないことがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 赤血球試薬は AB 型赤血球を使用する 抗A・抗B と反応しないよう、O 型の赤血球を使います 誤り
(2) 生理食塩液法で可能性の高い抗体を推定する 臨床的に重要な IgG の抗体の多くは生理食塩液法では反応しないので、間接抗グロブリン試験などの結果をもとに推定します 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 可能性の高い抗体の推定は量的効果を考慮する 量的効果(ホモ接合の赤血球の方が強く反応する性質)を考えるのは、陰性の反応から抗体を否定する(消去する)ときです。否定はホモ接合の赤血球で行います 誤り
(4) 否定できない抗体は陽性反応を示した赤血球から推定する 抗体の否定(消去法)は、陰性の反応を示した赤血球がもつ抗原から行います。陰性なのに抗原をもつなら、その抗体は否定できます 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問82(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第83問中和抗体はどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第16問冠動脈の左前下行枝が灌流する左室壁はどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第48問透過型電子顕微鏡写真(別冊No. 7)を別に示す。矢印で示す細胞小器官はどれか。
- 2023年(令和5年) 第80問RPR カードテストについて正しいのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第13問肝硬変において血中で増加するのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第46問膵臓の特殊染色(別冊No. 8)を別に示す。染色法はどれか。
スポンサーリンク

