Mycobacterium 属について正しいのはどれか。…
午後 第76問
Mycobacterium 属について正しいのはどれか。
- (1)M. leprae は小川培地で発育する。
- (2)M. avium は硝酸塩還元試験陽性である。
- (3)M. marinum の至適発育温度は37 ℃である。
- (4)M. fortuitum は培養7 日目には肉眼的に観察できる。
- (5)M. tuberculosis とM. bovis は市販の結核菌検出用PCR 試薬で鑑別できる。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
Mycobacterium fortuitum は迅速発育菌(Runyon の分類でⅣ群)で、固形培地に植えてから7日以内に、肉眼で見えるコロニーを作ります。結核菌などの遅発育菌が3〜4週間ほどかかるのと大きく違う点です。
【ほかの選択肢】
(1) M. leprae は小川培地で発育する らい菌は人工の培地では培養できません。マウスの足の裏などで増やして研究します 誤り
(2) M. avium は硝酸塩還元試験陽性である M. avium は硝酸塩還元試験が陰性です。陽性になるのは結核菌(M. tuberculosis)や M. kansasii などです 誤り
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(3) M. marinum の至適発育温度は37 ℃である M. marinum は魚や水槽の水にいる菌で、至適発育温度は30 ℃前後と低く、37 ℃では発育が悪くなります。そのため体温の低い手や指の皮膚に病変を作ります 誤り
(5) M. tuberculosis と M. bovis は市販の結核菌検出用 PCR 試薬で鑑別できる 市販の試薬は結核菌群(M. tuberculosis complex)をまとめて検出するもので、M. tuberculosis と M. bovis は区別できません 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問76(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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