尿細管機能の評価に用いられないのはどれか。…
午後 第42問
尿細管機能の評価に用いられないのはどれか。
- (1)シスタチンC
- (2)α₁-ミクログロブリン
- (3)β₂-ミクログロブリン
- (4)肝臓型脂肪酸結合蛋白〈L-FABP〉
- (5)N-アセチルグルコサミニダーゼ〈NAG〉
正答 (1)
正答は (1)。尿細管機能の評価に用いられないのはシスタチンC です。
シスタチンC は、全身の細胞がほぼ一定の速さでつくる小さな蛋白で、糸球体で自由にろ過されます。血清シスタチンC は糸球体濾過量(GFR)を表す指標として使われ、筋肉量の影響を受けにくいので、高齢者や筋肉量の少ない人の腎機能の評価に向いています。尿細管の機能ではなく、糸球体の機能を見る検査です。
【ほかの選択肢】
(2) α₁-ミクログロブリン 糸球体でろ過されたあと、近位尿細管でほとんど再吸収される小さな蛋白です。尿中に増えれば尿細管の再吸収の障害を示します 用いられる
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(3) β₂-ミクログロブリン 同じく近位尿細管で再吸収される小さな蛋白で、尿中の増加は尿細管障害を示します 用いられる
(4) L-FABP 近位尿細管の細胞にある蛋白で、尿細管の虚血などのストレスで尿中に増えます 用いられる
(5) NAG 近位尿細管の細胞のライソゾームの酵素で、尿細管が傷つくと尿中に増えます 用いられる
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問42(厚生労働省 公表)出典元ページ
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