血中濃度が低下するとテタニーを生じるのはどれか。…

午前 第33問

血中濃度が低下するとテタニーを生じるのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。血中濃度が低下するとテタニーを生じるのは Ca²⁺です。 血液中のカルシウムイオン(イオン化カルシウム)が減ると、神経や筋肉の細胞膜が興奮しやすくなり、手足のしびれや、筋肉が勝手に強く収縮するテタニー(助産師の手位など)が起こります。副甲状腺機能低下症や、過換気によるアルカローシス(アルブミンに結合するカルシウムが増え、イオン化カルシウムが減る)が代表的な原因です。 【ほかの選択肢】 (1) Na⁺ 低ナトリウム血症では、頭痛・吐き気・意識障害・けいれんなどの中枢神経の症状が出ます。テタニーの原因とはされません 誤り
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(3) Cl⁻ 低クロール血症は代謝性アルカローシスに伴いますが、テタニーの直接の原因ではありません 誤り (4) HCO₃⁻ 低下すると代謝性アシドーシスになります。アシドーシスではイオン化カルシウムはむしろ増えるので、テタニーは起こりにくくなります 誤り (5) H₂PO₄⁻ リン酸が減ってもテタニーは起こりません。逆に高リン血症では、カルシウムが下がってテタニーを起こすことがあります 誤り 【関連する知識】 マグネシウムが著しく減ったとき(低マグネシウム血症)も、副甲状腺ホルモンの分泌が落ちて低カルシウム血症となり、テタニーが起こることがあります。

出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問33(厚生労働省 公表)出典元ページ

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