誤っているのはどれか。…
午前 第34問
誤っているのはどれか。
- (1)妊娠糖尿病ではインスリン抵抗性が低い。
- (2)HbA1c の生成にはアマドリ転移が関与する。
- (3)腎臓の糖排泄閾値は160~180 mg/dL である。
- (4)ムタロターゼはグルコースのα型からβ型への変換を行う。
- (5)SGLT2〈Sodium-glucose co-transporter 2〉は近位尿細管に存在する。
正答 (1)
正答は (1)。誤っているのはこれです。
妊娠中は、胎盤から出るホルモン(ヒト胎盤ラクトゲン、プロゲステロンなど)や、胎盤で作られるインスリン分解酵素の働きで、インスリン抵抗性が高くなります。妊娠糖尿病は、この抵抗性の高まりに見合うだけのインスリンを出せないために起こります。「抵抗性が低い」は逆です。
【ほかの選択肢】
(2) HbA1c の生成にはアマドリ転移が関与する ブドウ糖とヘモグロビンのアミノ基がシッフ塩基を作り、それがアマドリ転移で安定なケトアミンになったものが HbA1c です 正しい
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(3) 腎臓の糖排泄閾値は160〜180 mg/dL 血糖がこの程度を超えると、近位尿細管で再吸収しきれなくなり、尿糖が出ます 正しい
(4) ムタロターゼはグルコースのα型からβ型への変換を行う グルコースオキシダーゼ(GOD)法はβ型にしか働かないので、ムタロターゼでα型をβ型に変えて反応を速めます 正しい
(5) SGLT2は近位尿細管に存在する 近位尿細管の前半(S1部分)にあり、ブドウ糖の再吸収の大部分を担います。SGLT2阻害薬はここを抑えて糖を尿に出させる糖尿病の薬です 正しい
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問34(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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