ALP アイソザイムについて誤っているのはどれか。…
午前 第40問
ALP アイソザイムについて誤っているのはどれか。
- (1)胎盤型は耐熱性である。
- (2)骨型は成人よりも小児で高い。
- (3)小腸型は高脂肪食で上昇する。
- (4)高分子肝型は閉塞性黄疸で上昇する。
- (5)免疫グロブリン結合型は電気泳動で最も陽極側に検出される。
正答 (5)
正答は (5)。誤っているのはこれです。
免疫グロブリン結合型 ALP(ALP6)は、ALP に免疫グロブリン(IgG など)が結合した大きな複合体です。電気泳動では γグロブリンの位置、つまり最も陰極側に検出されます。「最も陽極側」は逆です。潰瘍性大腸炎などの自己免疫的な病態でみられることがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 胎盤型は耐熱性である 胎盤型(ALP4)は、加熱しても失活しにくい耐熱性の ALP です。妊娠後期に増えます 正しい
(2) 骨型は成人よりも小児で高い 骨の成長が盛んな小児では骨型(ALP3)が多く、ALP 全体も成人より高い値になります 正しい
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(3) 小腸型は高脂肪食で上昇する 小腸型(ALP5)は脂肪の多い食事の後に増えます。血液型が B 型・O 型の分泌型の人で目立ちます 正しい
(4) 高分子肝型は閉塞性黄疸で上昇する 高分子型(ALP1)は、胆汁がうっ滞したときに肝細胞の膜の断片と一緒に血中に出てくるもので、閉塞性黄疸で増えます 正しい
【ALP アイソザイム(陽極側から)】
ALP1 高分子型(胆汁うっ滞)、ALP2 肝型、ALP3 骨型、ALP4 胎盤型、ALP5 小腸型、ALP6 免疫グロブリン結合型
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問40(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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