自動血球計数測定値の誤差要因とその影響の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。…
午前 第62問
自動血球計数測定値の誤差要因とその影響の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。正しい組合せはこの2つです。
(1) 寒冷凝集素 ― 赤血球数偽低値 室温以下で赤血球どうしがくっつくので、塊が1個として数えられたり、大きすぎて数えられなかったりして、赤血球数が実際より少なく出ます。MCV や MCHC は見かけ上高くなります。37 ℃に温めて測り直すと正しい値に近づきます
(5) クリオグロブリン ― 白血球数偽高値 低い温度で沈殿したクリオグロブリンの粒子が、白血球(や血小板)として数えられ、白血球数が見かけ上高くなります
【ほかの選択肢】
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(2) 巨大血小板 ― 血小板数偽高値 大きな血小板は赤血球の大きさの範囲に入って血小板として数えられず、血小板数は偽低値になります 誤り
(3) 破砕赤血球 ― 血小板数偽低値 小さな赤血球の破片が血小板の大きさの範囲に入って血小板として数えられ、血小板数は偽高値になります 誤り
(4) 有核赤血球 ― 白血球数偽低値 赤血球を溶かした後も有核赤血球の核が残り、白血球として数えられるので、白血球数は偽高値になります 誤り
【ポイント】
血小板数の偽低値の代表は、EDTA 依存性偽性血小板減少
(EDTA で血小板が凝集する)です。塗抹標本で血小板の凝集を確かめ、クエン酸などで採血し直します。
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問62(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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