自然尿検体のPapanicolaou 染色標本の弱拡大写真(別冊No. 9A)と強拡大写真(別冊No. 9B)を別に示す…

午後 第46問

自然尿検体のPapanicolaou 染色標本の弱拡大写真(別冊No. 9A)と強拡大写真(別冊No. 9B)を別に示す。考えられるのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第46問の写真
正答 (4)
正答は (4)。考えられるのは尿路上皮癌細胞です。 【標本の見方】 弱拡大(A)では、背景はきれいで、細胞が立体的な集塊やばらばらの形で多数出ています。強拡大(B)では、細胞は核が大きく、細胞質が少なく、N/C 比が高くなっています。 核の大きさや形は不ぞろいで、クロマチンが増えて濃く、核小体が目立つ細胞や、核の輪郭が不整な細胞もあります。 自然尿に、N/C 比の高い異型の強い細胞が集塊で多数出ているのは、尿路上皮癌(高異型度)の細胞の特徴です。 【ほかの選択肢】 (1) 円柱上皮細胞 腺系の細胞で、細胞質が高く核が片側に寄った細長い細胞です。異型はみられません 誤り
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(2) 尿路上皮細胞 正常な尿路上皮細胞は、細胞質が豊かで N/C 比は低く、核の形はそろっています 誤り (3) デコイ細胞 ポリオーマウイルスに感染した細胞で、核がすりガラス状に腫れて封入体のように見えますが、ばらばらに出ることが多く、集塊はつくりません 誤り (5) リンパ腫細胞 細胞どうしの結合がなく、細胞質の乏しい細胞がばらばらに出ます。集塊はつくりません 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問46(厚生労働省 公表)出典元ページ

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