培養に用いる検体で適切なのはどれか。…
午後 第77問
培養に用いる検体で適切なのはどれか。
- (1)室温保存された髄液
- (2)唾液成分のみの喀痰
- (3)尿バックから採取された尿
- (4)ホルマリン処理された組織
- (5)冷蔵保存された血液培養ボトル
正答 (1)
正答は (1)。適切なのは室温保存された髄液です。
髄膜炎の原因になる髄膜炎菌やインフルエンザ菌は、低い温度に弱く、冷蔵すると死んでしまうことがあります。そのため、細菌の培養に使う髄液は冷蔵せず、室温(または37℃)で保ち、すぐに検査室へ届けます。
【ほかの選択肢】
(2) 唾液成分のみの喀痰 唾液だけの喀痰は、下気道の病原菌を反映せず、口の中の常在菌が育つだけなので、培養には向きません。膿性の部分を出してもらいます 誤り
(3) 尿バックから採取された尿 バッグの中の尿は時間がたって菌が増えていて、汚染もあるので使えません。カテーテルの採尿口から清潔に採ります 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) ホルマリン処理された組織 ホルマリンで菌が死んでいるので培養できません。培養には未固定の組織を使います 誤り
(5) 冷蔵保存された血液培養ボトル 血液培養ボトルは冷蔵すると菌が育ちにくくなるので、すぐに培養装置に入れるか、室温で保ちます 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第78問染色法と対象となる微生物の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第11問ペルオキシダーゼに対する抗好中球細胞質抗体〈MPO-ANCA〉が陽性となるのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第43問生化学自動分析装置の終点分析法における2 ポイント法で、影響を回避できるのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第75問蛋白合成阻害薬はどれか。2 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第8問疾患と予防策の組合せで適切なのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第41問eGFR の計算に使用するのはどれか。2 つ選べ。
スポンサーリンク

