アガロースゲルを用いたリポ蛋白電気泳動で、β位とpreβ位に強い染色像が認められた。WHO 脂質異常症タイプ分類で考えら…
午前 第31問
アガロースゲルを用いたリポ蛋白電気泳動で、β位とpreβ位に強い染色像が認められた。WHO 脂質異常症タイプ分類で考えられるのはどれか。
- (1)TypeⅠ
- (2)TypeⅡa
- (3)TypeⅡb
- (4)TypeⅣ
- (5)TypeⅤ
正答 (3)
正答は (3)。考えられるのは TypeⅡb です。
アガロースゲル電気泳動では、リポ蛋白は陽極側から α 位(HDL)、preβ 位(VLDL)、β 位(LDL)の順に並び、カイロミクロンは原点にとどまります。β 位(LDL)と preβ 位(VLDL)の両方が濃く染まるのは、LDL と VLDL がともに増えている状態で、WHO 分類(Fredrickson 分類)のTypeⅡb にあたります。コレステロールと中性脂肪の両方が高くなります。
【ほかの選択肢】
(1) TypeⅠ カイロミクロンが増え、原点が濃く染まります。中性脂肪が著しく高くなります 誤り
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(2) TypeⅡa LDL だけが増え、β 位だけが濃くなります。家族性高コレステロール血症が代表です 誤り
(4) TypeⅣ VLDL だけが増え、preβ 位だけが濃くなります 誤り
(5) TypeⅤ カイロミクロンと VLDL が増え、原点と preβ 位が濃くなります 誤り
【まとめ】
Ⅰ:CM Ⅱa:LDL Ⅱb:LDL+VLDL
Ⅲ:IDL(broad β) Ⅳ:VLDL Ⅴ:CM+VLDL
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問31(厚生労働省 公表)出典元ページ
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