巨核球で誤っているのはどれか。…
午前 第62問
巨核球で誤っているのはどれか。
- (1)正常成熟巨核球は多倍体となる。
- (2)巨核球の平均直径は200μm である。
- (3)トロンボポエチンは巨核球を分化成熟させる。
- (4)1 つの巨核球は2,000 個程度の血小板を産生する。
- (5)巨核球は血小板糖蛋白質〈GP〉Ⅱb/Ⅲa を発現する。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。巨核球の直径は平均 200 μm もありません。
巨核球は骨髄で最も大きな細胞ですが、成熟したものでも直径は数十〜100 μm 程度です。200 μm は大きすぎます。骨髄塗抹標本では、弱拡大でも大きな細胞として見つけられます。
【ほかの選択肢】
(1) 正常成熟巨核球は多倍体 巨核球は、DNA を複製しても細胞が分かれない核内分裂(エンドミトーシス)を繰り返し、核が 8N〜64N(多くは 16N)の多倍体になります 正しい
(3) トロンボポエチンが分化成熟させる トロンボポエチンは主に肝臓で作られ、巨核球の増殖・分化・成熟を促すサイトカインです 正しい
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(4) 1つの巨核球が2,000個程度の血小板を産生 成熟した巨核球は細胞質をちぎるように多数の血小板を作り出します。1個あたり数千個とされます 正しい
(5) 血小板糖蛋白 GPⅡb/Ⅲa を発現 巨核球と血小板は GPⅡb/Ⅲa(CD41/CD61)を持ちます。フィブリノゲンが結合する受容体で、血小板凝集に欠かせません 正しい
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問62(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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