子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。考えられる感染はどれか。…

午後 第47問

子宮頸部細胞診のPapanicolaou 染色標本(別冊No. 9)を別に示す。考えられる感染はどれか。

臨床検査技師 2025年(令和7年) 第47問の図
正答 (4)
正答は (4)。考えられる感染はヘルペスウイルスです。 【標本の見方】 中央に、核をいくつも持つ大型の細胞(多核巨細胞)が集まっています。 細胞の中の核どうしが押し合って、互いの形に合わせてくぼむ(圧排像、モールディング)がみられます。核の中は均一なすりガラス状で、クロマチンは核膜に沿って縁取るように寄っています。 多核、核の圧排、すりガラス状の核は、単純ヘルペスウイルスに感染した細胞の特徴です。感染が進むと、核の中に好酸性の封入体(Cowdry A 型)がみられることもあります。
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【ほかの選択肢】 (1) カンジダ 淡い赤色〜褐色に染まる仮性菌糸や胞子が、扁平上皮細胞の間にみられます 誤り (2) クラミジア 頸管の円柱上皮細胞の細胞質に、星雲状の封入体がみられることがあります 誤り (3) トリコモナス 洋ナシ形の淡い灰緑色の小さな虫体が、細胞の周りに散らばってみられます 誤り (5) ヒトパピローマウイルス 表層〜中層の扁平上皮細胞に、核の周りが大きく抜けるコイロサイトーシスや二核の細胞がみられます。核の圧排を伴う多核巨細胞はできません 誤り 【ヘルペス感染細胞の3つの特徴(3M)】 多核(Multinucleation)、圧排(Molding)、クロマチンの辺縁への集まり(Margination)

出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問47(厚生労働省 公表)出典元ページ

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