標準12 誘導心電図(別冊No. 2)を別に示す。所見はどれか。…

午前 第17問

標準12 誘導心電図(別冊No. 2)を別に示す。所見はどれか。

臨床検査技師 2025年(令和7年) 第17問の図
正答 (2)
正答は (2)。心電図の所見は心房粗動です。 【心電図の見方】 Ⅱ・Ⅲ・aVF 誘導で、基線が平らにならず、規則正しいのこぎりの歯のような波(F 波、粗動波)が続いています。 P 波ははっきりしません。QRS 波は幅が狭く、F 波のいくつかに1つの割合で規則正しく出ています。 心房粗動は、心房の中を電気がぐるぐる回る(多くは三尖弁輪の周り)ことで、心房が1分間に約 300 回の速さで規則正しく興奮する不整脈です。そのうち一部だけが房室結節を通って心室に伝わるので、2:1、4:1 などの伝導比で QRS が続きます。下壁誘導(Ⅱ・Ⅲ・aVF)でのこぎり状の F 波がよく見えるのが特徴です。
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【ほかの選択肢】 (1) 心房細動 基線が不規則に細かく揺れる f 波がみられ、RR 間隔がまったく不規則になります。この心電図の波は規則正しいのこぎり状です 誤り (3) 上室頻拍 幅の狭い QRS が規則正しく速く続き(多くは 150〜250/分)、F 波はみられません 誤り (4) 心室細動 QRS も T も見分けられない不規則な波だけになり、心停止の状態です 誤り (5) 心室頻拍 幅の広い QRS が速く続きます。この心電図の QRS は幅が狭いです 誤り

出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問17(厚生労働省 公表)出典元ページ

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