試験管内補体寒冷活性化現象〈コールドアクチベーション〉でみられる検査結果の組合せで正しいのはどれか。…
午後 第82問
試験管内補体寒冷活性化現象〈コールドアクチベーション〉でみられる検査結果の組合せで正しいのはどれか。
- (1)①
- (2)②
- (3)③
- (4)④
- (5)⑤
正答 (3)
正答は (3)。コールドアクチベーションでみられるのは③(血清補体価だけが低値)です。
試験管内補体寒冷活性化現象(コールドアクチベーション)は、採血した血液を低い温度に置いたときに、試験管の中で補体が活性化されて消費され、血清の補体価(CH50)が見かけ上低くなる現象です。C 型肝炎や寒冷グロブリンなどがある人でみられます。
・血清補体価:試験管の中で消費されるので低値
・血漿補体価:EDTA 血漿では、補体の活性化に必要な Ca²⁺ と Mg²⁺ がキレートされるので活性化が起こらず、基準範囲内
解説の続きをみる続きを閉じる
・C3 蛋白量:体の中では補体は消費されていないので、基準範囲内
体の中で本当に補体が消費されているとき(SLE など)は、血清も血漿も補体価が下がり、C3 も下がります。
【ほかの選択肢】
(1) ① 補体価が正常で C3 だけが低いという組み合わせは、この現象では起こりません 誤り
(2) ② EDTA 血漿では寒冷による活性化が起こらないので、血漿補体価だけが下がることはありません 誤り
(4) ④ C3 の低値は体の中での消費を示し、この現象とは合いません 誤り
(5) ⑤ すべて低値なのは、体の中で補体が消費されている場合(SLE など)です 誤り
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問82(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第82問不規則抗体同定検査で正しいのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第15問自己免疫疾患はどれか。
- 2023年(令和5年) 第47問親水性封入剤を使用する染色法はどれか。
- 2023年(令和5年) 第79問抗原抗体反応で正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第12問慢性腎不全で上昇するのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第44問糖尿病精査のため来院した患者の検査結果で糖尿病型を示すのはどれか。2 つ選べ。
スポンサーリンク


